ポジティブになる:ビジネスパーソンのあるべきマインド
すでにポジティブを自認している人には不要な内容かもしれませんが、そうでない人には大きな問題です。国内外の書籍や研究によると、ポジティブな方が仕事の成果も出れば健康面でもプラスで、もちろん人間関係にも好影響があるとのこと。世の中にはネガティブな方が向いている業務もあることはあるのでしょうが、総論ポジティブな方が得なようです。
ネガティブ→ポジティブへの切り替え
ネガティブな人に見える壁がある
ポジティブになったほうがメリットは多いようです。とはいえ、ネガティブな人が「明日からポジティブになります!」と言ってなれるかというとそんなことはないでしょう。また、ポジティブな人の言動に信じられない気持ちを抱いていることもあろうかと思います。なにせネガティブな人からするとポジティブは”単なる脳天気”にしか見えないのですから。スイッチを切り替えるだけで済む話ではありません。
では、どんなことに気をつけると切り替えることができるのでしょうか?
ポジティブな結果にゆるぎはないと信じる
まずは結果を信じるしかありません。色々あるかもしれませんが、最後には想いを成し遂げるのです。出来るのであれば日時指定してもいいですし、時期を明確にしなくてもいいかもしれません。それでも、最後にはポジティブな結果が待っているのです。
結果に至るまで、ハードルは色々ある
ひとつのプロジェクトを達成するにあたり、100のタスクがあるとすると、すべてが予定通りに良いクオリティで仕上がることはまずないでしょう。必ず何かの想定外があるものです。ここで全てのタスクにはじめから完璧を求めると、「どうしようどうしよう…」とネガティブが発動します。よく考えると、それもナンセンスですよね?
「たぶん色々な想定外があるだろう。あんなことやこんなこと…。今は思いつかないようなこともきっと何か発生するだろうな。」先に予期してやりましょう。
ハードルも最後はクリアする
正面から向き合って乗り越えるハードル、別の方法で回避したハードル、失敗して3歩下がることになってしまったハードル。きっと結果的には色々な結果が出ることでしょう。でも、信じた結果だけは撤回しません。そして最後には想いが実現するのです。
“希望”と”単なる楽観”の違い
色々なハードルが待ち構えていることも含めて、最後は必ずポジティブな結果になると考えるのが”希望”、よくわからないけど何とかなるさとただポジティブな結果を信じるのが”単なる楽観”。ネガティブな人が”単なる楽観”に切り替わるのは相当難しいと思いますし、ビジネスパーソンとしての成功という文脈で効果が高いのは、“希望”>”単なる楽観”>”ネガティブ”でしょう。
だから、最終的な結果だけは決めた以上実現する。その過程には色々なハードル(トラブル、事件、想定外など)がつきもの。それでも最後にはなんとかしてみせる。そんな心構えが持てるといいですね。
おすすめ本
ポジティブ心理学がわかりやすい
希望を持つことの大切さと持ち方を示してくれます。タイトルからは何の内容かはわかりにくいですが、ポジティブ心理学のおすすめ本です。