感情との折り合い方 ビジネス編
想いや情熱をもって仕事してると幸せですよね。そして、その逆って、つらいですよね。感情って、ビジネスにおいてかなり大切だと思います。でも、感情って、場面によってはトラブルをおこしますよね。タイミングを間違えて出しちゃうとうっとおしがられたり、嫌われたり。どうすればいいのでしょうか?
感情の使い方
感情→論理→感情。
順番が大事です。感情は冒頭と末尾にのみ使いましょう。それ以外の部分で感情を入れ込むと、余計な感情が仕事の精度を下げます。分かりやすいので、企画立案を例に考えてみましょう。
ワクワクすることをやる
そもそも、その仕事やりたいですか?ワクワクしますか?想いのある取組やプロジェクトで、そこに情熱を持てますか?この問いはむちゃくちゃ重要です。この時点で確信が持てないならやるべきではありません。人それぞれ、性格・得意不得意・やりたいことが違います。だから、その仕事が世の中から必要とされているなら他の人がやるはずです。断りましょう。それができなければ、ハラをくくりましょう。
やると決めたら、冷静にクリティカルに
分析・企画のフェーズでは基本的に感情を入れ込みません。調査し集計した情報を好き嫌いで判断してはいけませんし、企画の段階で感情入れ込みすぎると独りよがりな案が出来てしまいます。事実を集め、集めた事実をフラットに見つめ分析し、そこから導かれる対策を企画としてまとめましょう。
クリティカルシンキング・ロジカルシンキングの参考記事はこちら。
出来た企画は自分のやりたいことか?
冷静に、感情を入れずに作ったアイデアは、はじめにワクワクした自分の気持ちにこたえるものになりましたか?出来上がったもののチェックに感情を使います。このチェックをクリアできた企画なら、実行場面でも燃えること間違いなしでしょう。実行の瞬間は生きがいとやりがいを感じられる素敵な瞬間になるはずです。
感情との折り合い方
まずは原則的な使い方を紹介しましたが、いつでも原則通りに進められるわけではありません。また、取組内容によってはしっくりあてはまらない場合もあると思います。人が集まれば集まるほど、自分の思うとおりにいかないことも事実です。原則的な使い方が出来ない場合は感情と折り合っていくことになることでしょう。
感情を言葉にする
イライラしてるとき、緊張しているとき、不安なとき、不服なとき。まずは自覚することが大切です。「あ、いまイライラしてるわ」「いま納得していないな、自分」心のなかで状態をつぶやきましょう。イライラしたとき、「イライライライラ…」と心でくり返すと落ち着くそうです。
感情の原因をさぐる
誰のどういった行動や発言で自分の感情が動いたのか?原因を自覚するとすっきりします。目の前で起こった出来事の評価にあわせ、自分の傾向が分かると冷静になれます。
受け入れる
100%心を乱さない人なんていません。いまイライラしてしまった自分、不安になった自分など、決して責められることではありません。そんな自分を受け容れましょう。そうすると、自然と落ち着いた気持ちになっていきます。